経営者と共に走る――“伴走型支援”という選択
はじめに
経営には、孤独な瞬間がつきものです。
資金繰りの不安、従業員との向き合い方、将来へのプレッシャー。
経営者は、いつも判断と決断の連続の中にいます。
そんなとき、「共に走る存在」がいるかどうかで、会社の成長スピードは大きく変わります。
税理士事務所WATTが掲げる「伴走型支援」は、
単なる会計や申告の代行ではなく、経営者と同じ目線で、同じ方向を向く支援のことです。
今回は、この“伴走型支援”という考え方に込めた想いをお伝えします。
「支援」ではなく「共走」
WATTが考える伴走型支援は、「助ける」ではなく「共に走る」スタイルです。
一般的な税理士業務は、
- 数字をまとめる
- 決算を作る
- 申告を行う
という“過去の結果を整理する”仕事が中心です。
しかし、WATTではその先――
「未来の数字をつくる」ために動きます。
- 月次決算で早期に現状を把握する
- 予実管理で課題を可視化する
- KPIを設定して行動を変える
経営者の隣で汗をかきながら、“攻めの経営”を実現するパートナーでありたいのです。
「第三者」ではなく「チームの一員」
私たちは、顧問先を“お客様”というより、“仲間”として見ています。
だから、打ち合わせでは単なる報告ではなく、議論を重ねます。
「どうしたら利益が上がるか」「今期の投資は適正か」
時に意見をぶつけ合うこともあります。
しかしその根底には常に、「この会社をもっと良くしたい」という同じ想いがあります。
税理士が“外部”にいるのではなく、経営チームの一員として隣に立つ。
これが、WATTの伴走型支援の本質です。
経営者の想いを“数字で翻訳する”
経営者は、頭の中にたくさんのビジョンやアイデアを持っています。
しかし、それを数字で表現し、実行計画に落とし込むのは簡単ではありません。
私たちの役割は、その経営者の想いを数字に翻訳することです。
- 売上目標をKPIに分解する
- 目標利益を達成するための固定費・変動費を設計する
- 資金繰り表に未来のストーリーを描く
こうした作業を通じて、「感覚の経営」から「見える経営」へと変えていく。
それが、WATTの提供する“数字で動かす伴走支援”です。
「寄り添う」と「甘やかす」は違う
伴走支援は、単なる“優しさ”ではありません。
時には厳しい言葉を伝えることもあります。
「その投資は今はリスクが高いです」
「人員配置を見直す必要があります」
本気で向き合うからこそ、耳の痛い指摘もする。
そして、その後の改善策まで一緒に考える。
WATTが目指すのは、“共感する専門家”ではなく、“結果を出すパートナー”です。
「孤独な経営」を一人にしないために
経営者は、会社の誰よりも強く、そして誰よりも孤独です。
従業員に不安を見せられず、家族にも言えない悩みを抱え、
それでも前を向いて走らなければならない。
だからこそ、私たちはその“孤独な背中”のすぐ後ろを走ります。
- 悩んだときにすぐ相談できる存在であること
- 成功したときに一緒に喜べる存在であること
- 失敗しても、もう一度立ち上がるために支える存在であること
それが、WATTの「伴走型支援」です。
経営者の隣に“熱量のある税理士”を
私たちは、税理士として数字を扱いながらも、
経営者の“想い”を何より大切にしています。
その想いを現実に変えるために、同じ方向を向き、同じスピードで走る。
これがWATTが貫く「伴走型支援」という在り方です。
税理士事務所WATTでは、岐阜県内の中小企業・創業者の方を対象に、
「いつでも無料相談」 を実施しています。
経営・会計・資金繰りなど、どんなテーマでもお気軽にご相談ください。
あなたの挑戦に、私たちの“熱量”を。
更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人
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- 税理士が伴走する「予実管理」のすすめ
- 創業支援を通して見えた「成功する経営者の共通点」
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はじめに
「なかなか応募が来ない。」
「良い人材と出会えない。」
中小企業の採用において、よく聞く悩みです。
しかし、その原因は“会社に魅力がない”からではなく、
採用の導線設計ができていないことにあるケースも少なくありません。
■採用活動も「営業活動」と同じ
採用活動は、営業活動と非常によく似ています。
営業において、
- 認知してもらい
- 興味を持ってもらい
- 問い合わせをしてもらい
- 契約に至る
という流れがあるように、
採用も、
- 会社を知ってもらい
- 興味を持ってもらい
- 応募してもらい
- 入社してもらう
という導線があります。
つまり、採用は“求職者向けマーケティング”なのです。
■採用も行動量が大切
採用においても、まず重要なのは行動量です。
- 求人掲載数
- 発信量
- 接触人数
- 面談件数
これらが少なければ、当然ながら採用成功の確率も下がります。
「良い人材が来ない」のではなく、そもそも接点数が不足しているケースも多くあります。
■導線を整えなければ応募に繋がらない
しかし、単に求人を出すだけでは不十分です。
例えば、
- ホームページに採用情報が見つからない
- 仕事内容が分かりづらい
- 応募方法が面倒
- 会社の雰囲気が伝わらない
このような状態では、興味を持っても応募には繋がりません。
重要なのは、応募者がスムーズに応募まで進める導線を設計することです。
■「応募したくなる情報」を届ける
求職者が知りたいのは、
- どんな仕事をするのか
- どんな人が働いているのか
- どんな価値観の会社なのか
- 成長できる環境なのか
といったリアルな情報です。
給与や条件だけではなく、会社の想いや文化を伝えることも重要です。
■業務フローを整えることも重要
採用活動では、社内の業務フロー整備も欠かせません。
- 応募確認
- 面接日程調整
- 合否連絡
- 入社フォロー
これらが遅かったり曖昧だったりすると、せっかくの候補者を逃してしまいます。
採用活動も、スピードと仕組み化が重要です。
■採用導線は改善し続けるもの
採用活動は、一度作って終わりではありません。
- どの媒体から応募が来るのか
- どのタイミングで離脱するのか
- どんな情報に反応があるのか
を分析しながら、継続的に改善していく必要があります。
■チェックポイント
✅ 採用導線を整理できているか?
✅ 応募しやすい仕組みになっているか?
✅ 求職者に十分な情報を届けられているか?
✅ 採用活動の行動量を確保できているか?
✅ 採用業務を仕組み化・効率化できているか?
■採用も「設計」で結果が変わる
採用は偶然ではありません。
- どのように認知してもらうか
- どのように興味を持ってもらうか
- どのように応募まで進んでもらうか
これらを設計することで、採用成果は大きく変わります。
営業活動と同じように、採用活動にも導線設計が必要です。
その導線を磨き続けることが、強い組織づくりにつながっていきます。
更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人
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インフレ(物価上昇)時代において、事業資金や個人資産を「現預金」だけで保有することは、実質的な購買力の目減りリスクを伴います。
したがって、インフレ対策として運用を始める際、リスクを徹底的にコントロールする手法が「コア・サテライト戦略」です。資産の大部分を「手堅い分散運用(コア)」に置き、経営者が最も注力すべき「本業」への集中を妨げない資産形成の考え方を解説します。
「運用には興味があるが、本業の資金繰りやメンタルに悪影響が出るような大きな損失は避けたい」と考える経営者・ビジネスパーソンは少なくありません。しかし、何もしなければ資産の実質価値が下がってしまうのが、物価上昇が続く現代の経済環境です。
そこで今回は、金融庁も資産形成の基本として推奨する分散投資の考え方を応用し、法人や経営者にとって心理的負担が少なく、理にかなった運用アプローチを視覚的に分かりやすく解説します。
1. なぜ今、現預金以外の「運用」が必要なのか
物価が持続的に上昇するインフレ局面では、金利のつかない現金や預金の「実質的な購買力」は目減りしていきます。具体的には、額面としての100万円は変わりませんが、モノの値段が上がれば、将来その100万円で買える備品やサービスは確実に少なくなるということです。
さらに、法人の事業活動においても原材料費や人件費などのコスト増が利益を圧迫します。資産の目減りを防ぐためには、現預金を手厚く確保した上で、インフレに強いとされる「株式」や「実物資産(金など)」をバランスよくポートフォリオ(保有資産の組み合わせ)に組み込む視点が重要です。
2. 「インデックスファンド=絶対安全」という誤解
株式投資において、すべてを個別銘柄につぎ込むのはギャンブルに近い行為です。一方で、「全世界株のインデックスファンドなら安全資産だ」と誤解されることも多くありますが、株式である以上、〇〇ショックのような局面では一時的に30〜40%下落するリスクを内包しています。
そこで有効なのが、資金の役割を厳格に分けるコア・サテライト戦略です。
- 【コア(長期安定の土台)】: 投資資金の8〜9割以上をあてます。株式だけでなく、値動きの異なる「債券」などを組み合わせて暴落時のクッションとし、日々の値動きに一喜一憂せず長期的な複利効果を狙います。
- 【サテライト(攻め・趣味)】: 投資信託では得られない市場平均以上のリターンを狙う個別株投資などですが、経営者の場合は「ゼロ」または「ごく少額」に留めるのが鉄則です。
3. 経営者にとって最大の投資先は「自社の事業」
日々本業のビジネスに邁進されている経営者にとって、株式市場の値動きに常に気を取られるのは本末転倒です。なぜなら、最も高い投資対効果(リターン)を生み出すのは、外部の金融商品ではなく「ご自身の事業そのもの」だからです。
したがって、自動的かつ手堅くインフレ対策ができる「コア部分」を極めて厚めに設定し、相場を毎日チェックしなくても済む状態を作ることが、心理的負担の少ない健全なアプローチとなります。
まとめ
資産形成に「絶対」はありませんが、過度なリスクを排除した理にかなった戦略を持っていれば、相場の下落時にも慌てることなく運用を継続できます。まずは法人の事業継続に必要な「現預金」をしっかりと確保した上で、長期的なインフレ対策としての「コア」資産の構築について検討を始めてみてください。
税理士事務所WATTでは、税務申告にとどまらず、最新の経済動向を踏まえた強固な財務体質の構築をサポートしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。(※また、法人の経費対策についてはこちらの交際費に関する記事もあわせてご覧ください)
はじめに
「更なる熱量を。」
これは、税理士事務所WATTのスローガンであり、私たちが日々の仕事の中で最も大切にしている想いです。
税務や会計という仕事は、一見すると数字の世界です。
しかし、私たちは「数字の向こう側にある“人と想い”」を何よりも大切にしています。
今回は、WATTという事務所の原点であり、行動指針でもある
「更なる熱量」という言葉に込めた意味を、改めてお伝えします。
「WATT」という名前に込めた想い
WATTとは、電力の単位。
電気が灯りをともすように、企業にエネルギーと明るさを与えたいという願いから生まれました。
- クライアントの挑戦に、熱量を加える。
- 経営の現場を、明るく照らす。
- 社会に前向きなエネルギーを生み出す。
そんな想いを一文字に凝縮したのが「WATT」です。
税理士という職業を、単なる“数字の管理者”ではなく、
経営のエネルギー源にしたい――それが私たちの出発点でした。
熱量のある“税務・会計・経営支援”とは
私たちが提供しているサービスは、単なる帳簿作成や申告代行ではありません。
- 月次巡回監査を通じて、リアルタイムで経営状況を共有
- 月次決算報告で、経営者と数字を語り合う時間を大切に
- 経営助言・資金繰り支援・事業計画策定を、伴走スタイルで実施
これらはすべて、クライアントの「未来」を一緒に描くためのものです。
単に“結果を報告する”のではなく、
「次の一手を一緒に考える」――そこに、WATTらしい熱量が宿ります。
熱量は「人」と「想い」から生まれる
私たちは、経営の根底にあるのは「人」であると考えています。
どんなに立派な計画も、どんなにきれいな数字も、
それを動かすのは、経営者と従業員の想いです。
だからこそWATTでは、
数字の前に“人の想い”を聴くことを何より大切にしています。
- なぜこの事業を始めたのか
- どんな未来を描いているのか
- 誰を幸せにしたいのか
こうした想いに共感し、寄り添い、
その実現に全力で走る――それが「伴走型支援」です。
熱量の連鎖が、地域を変える
WATTが目指しているのは、単に顧問先の業績を伸ばすことではありません。
私たちは、「岐阜という地域全体を元気にする」ことを使命のひとつに掲げています。
一社が元気になれば、雇用が生まれ、人が笑顔になり、地域が明るくなる。
その連鎖をつくるために、私たちは今日も走り続けています。
だからこそ、WATTの仕事は「税務」ではなく「社会貢献」でもあります。
地域の小さな企業に光をあて、そこに眠るポテンシャルを引き出す――
これが、私たちの考える“熱量経営”のあり方です。
熱量は伝わり、そして広がっていく
熱量は、言葉や数字ではなく、姿勢と行動で伝わります。
- クライアントの目標を自分ごととして考える
- 問題があれば、誰よりも先に動く
- 成功したときは、心から一緒に喜ぶ
そうした積み重ねが、「WATTらしさ」をつくっています。
私たちが全力で走ることで、クライアントも走り出し、
その熱がまた別の誰かに伝わっていく。
WATTが生み出すのは、そんな“熱の連鎖”です。
数字の奥にある、情熱を支える仕事
税理士事務所WATTが目指すのは、
単なる“正確な会計処理”ではなく、“情熱のある経営の実現”です。
そのために私たちは、今日も数字を追いかけ、未来を描き、
経営者の挑戦に“更なる熱量”を注ぎ続けます。
税理士事務所WATTでは、
岐阜県内の中小企業・創業者の方を対象に、
「いつでも無料相談」 を実施しています。
経営・資金繰り・事業計画など、どんなお悩みもお気軽にご相談ください。
あなたの挑戦に、私たちの熱量を。
更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人
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はじめに
会社を強くするうえで、「誰と働くか」は極めて重要です。
どれだけ良い戦略や商品があっても、それを実行する“人”がいなければ、会社は成長できません。
だからこそ、採用は経営そのものです。
■採用は「人数を増やすこと」ではない
人手不足だから採用する。忙しいから人を増やす。
もちろんそれも必要です。
しかし、採用を単なる“穴埋め”として行ってしまうと、組織は徐々に弱くなっていきます。
採用とは、会社の未来を一緒につくる仲間を探すことです。
■漫然とした採用では良い人材は来ない
採用活動において、
- とりあえず求人を出す
- 面接の雰囲気で決める
- なんとなく良さそうで採用する
こうした状態では、なかなか理想の人材には出会えません。
なぜなら、求める人物像が曖昧だからです。
■「どんな人が欲しいのか」を言語化する
採用で最も重要なのは、「自社にとって、どんな人材が必要なのか」を明確にすることです。
例えば、
- 価値観
- 性格
- 行動特性
- 得意分野
- コミュニケーションスタイル
などを具体的に整理していくことで、採用の精度は大きく向上します。
■スキルだけで採用すると失敗する
中小企業の採用で特に大切なのは、スキルだけを見るのではなく、
- 会社の文化に合うか
- 理念に共感できるか
- チームで働けるか
といった、相性や価値観を見ることです。
スキルは後から伸ばせる部分もあります。
しかし、価値観のズレは後から修正することが難しい場合があります。
■採用基準の“解像度”を高める
「良い人が欲しい」だけでは不十分です。
- どんな行動をする人か
- どんな場面で力を発揮する人か
- 逆に、どんな人は合わないのか
ここまで具体化できると、採用基準の解像度は一気に高まります。
■採用基準は組織文化をつくる
誰を採用するかによって、会社の文化は変わります。
つまり採用基準とは、未来の組織文化を決める基準でもあります。
採用は単なる人集めではありません。組織づくりそのものです。
■チェックポイント
✅ 求める人物像を明確にできているか?
✅ 採用基準を言語化できているか?
✅ スキルだけで採用判断していないか?
✅ 理念や価値観との相性を見ているか?
✅ 採用活動が“なんとなく”になっていないか?
■採用は未来への投資
採用はコストではありません。未来への投資です。
誰を採用するかで、数年後の会社は大きく変わります。
だからこそ、「誰でもいい採用」ではなく、“自社に合う人材”を見極める採用が重要です。
採用基準を明確にすること。それが、強いチームづくりの第一歩です。
更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人
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こんにちは!
税理士事務WATTの島田です。
今回は本の紹介です!
早速、今月の本を1冊ご紹介させていただきます!
【今月の1冊】
凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」です。

【内容】
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
わたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
まともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
【感想】
複雑な家庭の下で育った男女の恋愛物語です。自分のやりたいようにやっているつもりでも、簡単には割り切れないのが人間です。様々な選択が迫られて、幸せを誰かにゆだねることなく強くある必要があると感じさせられる1冊です。
今年の秋には横浜流星さんが映画化を熱望し実写映画になるみたいですね
2023年に本屋大賞を受賞しています。さらに「星を編む」という続編もあります。
文庫化もされているので手に入りやすいと思います。
気になった方はぜひ読んでみてください!
また、経営者の方でお悩みがある方は、ご相談いただけると非常に嬉しいです。
では、次回のブログでお会いしましょう!
税理士事務所WATT 島田
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はじめに
「創業時に資金が必要だけど、融資と補助金どちらを先に動けばいいの?」
そんな相談を、創業支援の現場で非常によく受けます。
どちらも資金調達の手段として有効ですが、目的も性質も全く異なることを理解しておく必要があります。
今回は、岐阜で創業支援を行う税理士として、
「融資」と「補助金」の違い、そしてどちらを優先すべきかを整理してお伝えします。
「融資」と「補助金」は似て非なるもの
まず、2つの制度の根本的な違いを押さえましょう。
| 区分 | 融資 | 補助金 |
| 資金の性質 | 借入(返済が必要) | 給付(返済不要) |
| 審査基準 | 返済能力・信用・事業計画 | 社会的意義・成長性・新規性 |
| 入金時期 | 契約成立後すぐ | 採択・実施・報告後(半年〜1年後) |
| 主な用途 | 運転資金・設備投資 | 新事業・販路拡大・生産性向上 |
| 確実性 | 高い(条件を満たせば実行) | 低い(競争審査あり) |
つまり、融資は確実性が高く即効性がある資金調達、
一方で補助金は返済不要だが時間がかかり、採択リスクがある支援です。
創業時に優先すべきは「融資」
創業直後に必要なのは、事業を動かすための即戦力資金です。
開業資金、仕入れ、人件費、家賃、広告宣伝――これらはすぐに支払わなければなりません。
補助金は「支出後に一部が戻ってくる仕組み」なので、初期費用の立替が必要になります。
したがって、まずは融資で資金基盤を整えることが最優先です。
特に、創業者におすすめなのが「日本政策金融公庫の新創業融資制度」。
無担保・無保証で利用できるケースもあり、事業計画がしっかりしていればスムーズに実行されやすい制度です。
補助金は“戦略的に使う”のがコツ
一方、補助金は「やりたいことを後押しする仕組み」です。
例えば、
- 新しい商品を開発したい
- 販路拡大のためにホームページをリニューアルしたい
- DX化を進めたい
といった “成長のための投資” に使うのが理想です。
つまり、融資で基盤を整え、補助金で成長を加速する。
この順序が最も自然で、持続的な経営を実現します。
「融資+補助金」のベストコンビネーション
実は、融資と補助金は対立する関係ではなく、組み合わせることで最大効果を発揮します。
たとえば――
- 日本政策金融公庫の創業融資+小規模事業者持続化補助金
- 信用保証協会付き融資+岐阜県創業支援補助金
このように「確実な融資で実行し、補助金で一部回収する」流れを設計することで、
資金繰りの安定性と投資効率を両立できます。
税理士としての立場から言えば、補助金の採択率を上げるためにも融資の実績は有利に働きます。
銀行や公庫が融資を認めている=事業計画の信頼性が高いと評価されるためです。
どちらを優先するかは「時期と目的」で決まる
次の表を参考に、あなたの状況に合わせて判断してみてください。
| 状況 | 優先すべき制度 |
| 創業直後で資金が必要 | 融資 |
| 新しい販路を開拓したい | 補助金 |
| 設備投資や内装費をまかないたい | 融資+補助金併用 |
| 売上が安定し、次の成長に備えたい | 補助金 |
| キャッシュフローに余裕がない | 融資 |
どちらを選ぶかよりも、両者をどう組み合わせるかが重要です。
補助金と融資は“車の両輪”
融資は「安定した経営基盤をつくる力」。
補助金は「挑戦を後押しする力」。
この2つをバランスよく活用することが、
創業期の成長スピードを最大化する鍵です。
税理士事務所WATTでは、岐阜県内の中小企業・創業者を対象に、
「いつでも無料相談」 を実施しています。
「どの制度を使えばいいか」「融資と補助金をどう組み合わせるか」など、
あなたの事業に合った資金調達プランを一緒に設計します。
資金調達を“目的”ではなく“戦略”に変える。
その第一歩を、ぜひWATTと共に踏み出しましょう。
更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人
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はじめに
経営において、売上や利益はもちろん重要です。
しかし、それ以上に重要なものがあります。
それが、キャッシュフロー(お金の流れ)です。
■利益が出ていても会社は倒産する
「黒字なのに資金繰りが厳しい」
これは決して珍しい話ではありません。
なぜなら、利益とキャッシュは別物だからです。
- 売上は立っているが入金がまだ
- 在庫が増えて資金が寝ている
- 設備投資や返済で現金が減っている
こうした状態では、帳簿上は黒字でも、手元資金は減少していきます。
■会社を守るのは“利益”ではなく“現金”
会社経営において、最終的に会社を守ってくれるのは何か。
それは、キャッシュ(現金)です。
- 給料を払う
- 仕入れをする
- 家賃を払う
- 借入を返済する
すべて現金が必要です。
どれだけ利益が出ていても、支払いができなければ会社は止まります。
■キャッシュフローを理解して経営する
だからこそ、経営者は
- どこからお金が入ってきて
- どこへお金が出ていくのか
を理解しながら経営する必要があります。
これが、キャッシュフロー経営です。
■「利益を見る経営」から「お金を見る経営」へ
損益計算書(PL)は重要です。
しかし、それだけでは不十分です。
経営者が本当に見るべきなのは、
- 現金残高
- 入出金予定
- 借入返済
- 在庫や売掛金の増減
といった、お金の流れそのものです。
■キャッシュフローを改善する視点
キャッシュフローを良くするためには、
- 売掛金を早く回収する
- 在庫を適正化する
- 無駄な固定費を削減する
- 投資と返済のバランスを考える
といった視点が重要になります。
つまり、キャッシュフローは単なる経理の話ではなく、
経営全体の設計そのものなのです。
■キャッシュがある会社は強い
キャッシュに余裕がある会社は、
- 急な変化に対応できる
- 投資判断ができる
- 人材採用や設備投資に踏み切れる
つまり、攻めることができます。
逆に、
キャッシュが不足している会社は、
常に守りの経営になってしまいます。
■チェックポイント
✅ 利益とキャッシュの違いを理解しているか?
✅ 毎月の資金の流れを把握しているか?
✅ 売掛金・在庫・借入返済を管理できているか?
✅ 資金繰り表を作成しているか?
✅ キャッシュフローを意識して意思決定しているか?
■キャッシュフローを制する者が経営を制する
売上を伸ばすことも大切。
利益を残すことも大切。
しかし、最終的に会社を守るのはキャッシュです。
キャッシュフローを理解し、お金の流れをコントロールできる会社は強い。
これからの時代、「利益を見る経営」だけではなく、
「キャッシュを見る経営」が求められます。
更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人