WATT Tax & Accounting Firm

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【第4回】会社を強くする100のチェックポイント ~目標や計画を立てられているか?~

こんにちは!!岐阜市の税理士事務所WATT 代表税理士の井深悠人です。

あなたの会社には、具体的な目標と、それを実現していくための計画がありますか?
第3回ではブランディングによる「らしさ」の追求について言及しました。

経営理念やブランディングを追求する中で「会社の目指すべき姿」がある程度明確になっているかと思いますが、会社の目標やそこに向かうための計画を「具体的に落とし込む」ことが非常に重要です。

目標達成までのステップを細分化し、具体的にすることで、チーム全体が共通認識を持ち、日々の事業活動を営むことができます。

本当に強い会社は、「目標」とそれを達成するための「計画」を立て、その実行を繰り返し、日々歩みを進めています。


■数値目標をドリルダウンしてKPIの設定を!!

目標は、経営者が会社の未来をどう描いているかの“意思表示”であり「ゴール」です。
たとえば、

  • 年商1億円を達成する
  • 粗利率を40%以内に収める
  • 広告宣伝費を売上の5%投じる

といった具合ですが、数値目標は明確で分かりやすい反面、その実現のための具体的なアクションプランが設定しづらいという難点があります。

そこで、数値目標と合わせて「KPI(重要業績評価指標)」も適切に設定していきましょう。
たとえば、「月商1,000万円を目指す」と掲げたとしましょう。

そのためには、

  • いくらの商品を何件販売する必要があるのか
  • そのために何件の商談が必要か
  • その商談を得るには何件の問い合わせ・来店が必要か

…と、「分解された数字」=KPIが明確である必要があります。

売上目標を達成するために、

  • 顧客単価を上げるのか
  • 成約率を上げるのか
  • 新規顧客の流入数を増やすのか

どこに重点を置くかによって、戦略はまったく変わってきます。

上記のように目標をドリルダウンし、「客単価」や「客数」さらに言えば、「新規顧客数」や「リピート顧客数」などのKPIを抽出し、それらの目標も設定していきます。
KPIのない目標は、社長の頭の中の絵空事になってしまいます…


■KPIを持つことで、日々の行動が明確になる

KPIは、現場に「今日やるべきこと」を教えてくれます。
KPIがあることで、チームは「今どこにいるのか」「あと何をすれば目標に近づくのか」が可視化され、日々の業務に目的が生まれます。

KPIがないと、「今月は売上が足りないね」という感覚的な会話しかできませんが、
KPIがあると、「今月は問い合わせ数が足りない。広告の改善をしよう」と具体的な対策に繋がります。


■目標達成のためのステップを計画に落とし込む

KPIを含めた目標設定ができたあとは、そこに時間軸を加えて達成のステップを設定していきます。
どんな目標も一足飛びに達成するのではなく、細かい変化の積み重ねで達成していきます。

そのステップを毎年・毎月・毎日・毎時間の計画として設定していきます。
達成したい売上や利益の計画ももちろん大切ですが、それを実現するための「投資」の計画も非常に大切です。

例えば、「●カ月後に月次売上1000万円を達成するために、●月に製造設備を導入しよう」とか「今年中に●人の営業マンを採用しよう」、「今月は●●円の広告宣伝費を投じよう」といった具合です。

あとは適切にKPIを設定し、計画が順調に推移しているかモニタリングをしていきます。


■チェックポイント

✅ 売上・利益などの数値目標が明文化されているか
✅ 数値目標は細分化され、KPIは抽出されているか
✅ 目標達成に向けた計画が作られているか
✅ 計画も細分化されKPIは抽出されているか
✅ KPIは現場で共有され、日々モニタリングされているか
✅ 数字の変化に対する具体的な改善アクションが打てているか


■目標・計画・KPIは、経営の“エンジン”

目標は「行き先」、計画は「ルート」、KPIは「速度計」です。
この3つを整えることで、組織全体がブレずに動き、経営が加速していきます。


更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人

こんにちは!!岐阜市の税理士事務所WATT 代表税理士の井深悠人です。

「会社を強くする100のチェックポイント」、第3回のテーマは「ブランディングはできているか?」です。

早速ですが、経営者として、自社の「らしさ」を一言で語れますでしょうか?
それが、ブランディングの第一歩です。


■ブランディングとは“外見”ではなく“本質”

「ロゴ」や「キャッチコピー」を作ったり、「デザイン」や「トンマナ」を整えることがブランディングと思われがちですが、それはブランディングを突き詰めた結果の一部にすぎません。
本来のブランディングとは、「自社とは何者か?」「誰に、どんな価値を届けたいのか?」という問いに答え続ける行為そのものです。


■自社が提供している“本当の価値”とは?

あなたの会社は、お客様に何を届けているのでしょうか?
商品?サービス?価格の安さ?利便性?安心感?体験?未来への希望?

同じような商品を売っていたとしても、会社ごとに「提供している価値」は異なります。
なぜなら会社ごとに「ブランディング」が異なるからです。
その異なり(=らしさ)を言葉にして明文化し、社内外に共有することが、ブランドの“核”を形づくります。
今一度、自社が届けたい価値は何なのか?、自身に問いかけてみましょう。


■誰に届けたいのか?その「誰か」を定義できているか?

自社が届けたい価値が定まったとして、その価値を届けたい相手は、具体的になっていますか?

・性別や年齢、業種や立場だけでなく
・どんな悩みを抱え、どんな価値観を持ち、何に共感する人か

「誰のための価値なのか」を定めることは、ブランドの“届け方”を決めるコンパスとなります。


■社内でブレていないか?社外に伝わっているか?

経営者の頭の中にだけブランドの“核”があっても、社員がそれを知らなければ事業活動における一貫性が失われます。
そして、お客様に「なんとなくいい商品やサービス」ではなく「まさに私に合っている商品やサービス」と思ってもらうには、言葉・デザイン・行動、すべてが“らしさ”に貫かれている必要があります。


■チェックポイント

  • 自社の「提供価値」を、社員全員が一言で語れるか?
  • 「誰に届けたいのか」が明確になっているか?
  • 顧客が「らしさ」を感じてくれているか?
  • 社内の行動や意思決定がブランドの軸に沿っているか?

▼まとめ:ブランディングとは、経営そのもの

ブランドとは、経営者の「想いの結晶」です。
誰に、どんな価値を届けるか。それをぶらさず、伝え続けられる会社こそ、強い会社になります。

「何を提供している会社か」「誰に届ける会社か」
この2つの問いに、いつでもだれでもシンプルに答えられるよう、自社のブランドを磨き上げていきましょう。


更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人

こんにちは。岐阜市の税理士事務所WATT 代表税理士の井深悠人です。

「会社を強くする100のチェックポイント」、第2回のテーマは「経営方針は定まっているか?」です。

早速ですが、社長や経営陣の頭の中に、明確な「経営方針」はありますでしょうか??
第1回で取り上げた経営理念(MVV)が企業の“想い”を示したものだとすれば、経営方針はその思いを“実現”に導く羅針盤のようなものです。

目指すべき方向が決まっていても、進め方が定まっていなければ、会社は迷走してしまいます。特に中小企業では、トップの考えがそのまま現場に伝播しやすい分、トップの指針がぶれると、社員の判断や動きにもズレが生まれてしまいます。


経営方針とは何か?

改めてとはなりますが、経営方針とは、企業が事業活動を行う上での「基本的な考え方」や「基本的な方向性」を示すもので、経営理念を実現するための具体的な指針です。
たとえば、以下のような内容が含まれます。

  • 会社が大切にする考え方や価値観
  • どのような事業にどのように取り組むかなどの事業戦略
  • 売上や利益、成長のスピード感、投資と回収に対する考え方
  • 人材育成、採用、組織文化などの組織戦略
  • リスクへの向き合い方や経営判断の優先順位

これらは「経営計画書」や「中期経営計画」などのお堅い資料にまとめられることもありますが、必ずしも分厚い資料にする必要はありません。
大切なのは、「わが社はこうやって経営していきます!!」と、社長が自分の言葉で語れ、社員に浸透しているかどうかです。


方針がある組織は、強い

経営方針が明確な会社は、社長の判断スピードが上がり、また、判断の質が上がるのはもちろんですが、社員が「自分の判断」で動けるようになります。
指示待ちではなく、経営の方向性に沿って、自分で考えて行動するようになる。これが組織の強さに直結します。

たとえば、「高品質・高単価路線でいく」と方針を明言していれば、価格交渉の場面で社員が迷いません。「地域密着で信頼重視」と打ち出していれば、多少コストがかかっても丁寧な仕事を優先できます。

このように、方針は日々の判断基準になり、経営の再現性とスピードを生み出すのです。


自社の経営方針、語れますか?

  • 自社が大切にする考え方や価値基準は何か??
  • どのような事業をどのように営んでいくのか?
  • 重視するのは売上?利益?品質?投資?回収?
  • どのように組織作りをしていくのか? などなど

これらが社長自身の中で明確になっていないと、社員も当然分かりません。
“なんとなく”で経営し続けてしまうと、知らず知らずのうちに大きなズレが生じてしまいます。
今一度、自分自身に問いかけてみましょう!!


更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人

みなさま こんにちは!


税理士事務所WATT スタッフの和田と申します。
開業して3か月 代表井深のもと、新しいオフィスで緊張感をもってお仕事しております。


今回は少しだけ自己紹介させていただきます。
多治見市生まれですが、岐阜市に住んで〇十年 いつでも金華山と長良川の風景がを眺めらる素敵な街に住めて幸せを感じながら暮らしています!
旅行・ミュージカル鑑賞大好き・モノ作り大好き、広く浅く・・何でもやってみたくなる性格です。
今は、発酵食品や季節の手仕事にはまってます。

こんな私ですが、みなさまのサポーターになれますよう 頑張っていきますので
どうぞよろしくお願いいたします!

みなさま、こんにちは!!
岐阜市の税理士事務所WATTの代表を務めている井深悠人(いぶかゆうと)です。

ホームページの公開後、いきなり堅めの記事からはじめてしまい、、、お前誰やねん状態かと思いますので、まずは自己紹介をさせて頂こうと思います。ホームページのいたるところに僕の写真がありますので、こちらの記事では写真は割愛させていただきます。

●年齢
平成2年9月生まれの現在34歳です。

●出身地
生まれも育ちも岐阜県岐阜市です。

●学歴
中学校までは岐阜市内。高校からはテニスに打ち込むために愛知県の男子校に進学しました。
高校卒業後は上京し、東京で学生生活4年間と社会人生活7年間の計11年を過ごしました。

●経歴
新卒から入社したIT企業(Sier)に営業/サービス企画/経営企画として7年勤務。
その後、岐阜に戻ると同時に転職。税理士事務所業界へ。
税理士事務所に勤務しながら税理士資格を取得。
2025年4月に「税理士事務所WATT」を開業しました。

●得意なこと
クライアントの業績が良くなるような経営助言や業績改善支援を最も得意としています。
税務・財務・会計の観点ではもちろんのこと、民間企業での営業/サービス企画/経営企画としての経験を活かした、多岐にわたる経営助言ができることが特徴です。
クライアントの最も身近な相談相手として、暑苦しく伴走することも得意です。
事業計画もガシガシ作りますし、資金調達の支援も好みます。

●好きなものやこと
①美味しいものを楽しく食べること
 魚屋の息子なので、肉より魚派です。でもお肉も大好きです。
 カレーも大好きです。特にスパイスカレーにハマっています。
 イタリアン(パスタ)も大好きです。トマトソースが一番です。
 ですが、一定以上の大きさの生トマトは途端に苦手になります。

②美味しいお酒を楽しく飲むこと
 一杯目はビールです。二杯目以降は芋焼酎のソーダ割り一択です。
 割と飲みすぎます。かなり翌日に残ります。

③旅行に行くこと
 国内外問わず、普段触れないようなもの・ことに触れることに快感を感じます。
 結局どこに行っても大体食べて・呑んで過ごします。
 クルーズ船に乗って世界一周してみたいなあ。

●最近頑張っていること
「適度な運動」です。ジムに行ったり、テニスをしたり、登山をしたり。
肉体の衰えを感じ始めているので、最近わりと頑張っています。
過度な運動は運動を嫌いになってしまいますし、身体も痛めるので無理は禁物です。
「適度」をモットーに頑張っています。

最後にひとこと
「税理士」って、なかなか話しかけづらい存在かなと思います。
でも、私は「何でも相談できる相棒」みたいな身近な存在でありたいと思っています。
堅めなイメージを払拭すべく、プライベートな投稿も積極的にしていきたいと思っています!

これからどうぞ、よろしくお願いします!!

更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人











こんにちは。岐阜市の税理士事務所WATT 代表税理士の井深悠人です。

今週より始まりました「会社を強くする100のチェックポイント」、記念すべき第1回のテーマは「経営理念を語れるか?」です。


「なぜこの会社は存在しているのか?」に答えられますか?

経営理念とは、単なるスローガンや社是ではありません。
企業が何のために存在し、どこへ向かい、どういう価値観で経営していくのかを示す、会社の“軸”です。

この「軸」がなければ、経営者にとっては、あらゆる事業活動における判断が揺らぎ、ブレます。
お客様もこの会社の魅力や尖った部分がいまいちわからず、サービスや商品の訴求力が失われます。
働く社員の方々もどのような価値観を大事に・どこに向かって働けばいいのか分からなくなり、組織としての一体感も失われていきます。


経営理念は「Mission」「Vision」「Value」で構成される

経営理念は、一般的に以下の3要素で構成され、それぞれの頭文字を取って「MVV」と呼びます。

要素内容例(WATTの場合)
Mission(使命)私たちは何のために存在するのか?「クライアントの成長と成功を本気で支える」
Vision(未来像)私たちはどこを目指すのか?「日本で一番クライアントを幸せにする」
Values(価値観)私たちはどのように行動するのか?「誠実に、前向きに、情熱をもって」

この「MVV」が明文化され、お客様や社員に共有され、日々の判断や行動に根付いている会社は、強いです。
逆に、そもそも理念が明文化されていない、一応理念はあるけど形骸化している会社は、方向性を見失いやすく、強みも発揮しづらく、組織の統率も取りにくくなります。


経営理念が“力”を持つために

まずは、「経営理念を考えたことがない」「なんとなく頭の中にはあるけどアウトプットはしていない」といった経営者の方々は一刻も早く経営理念を掲げましょう。
そして、経理理念はただ掲げるだけでなく、「語れる」状態になっているかが重要です。

  • あなた自身が、自分の言葉で語れますか?
  • 商品やサービスを通してお客様に理念が伝わっていますか?
  • 従業員の方々に経営理念を伝えていますか?
  • 会社のあらゆる判断に、経営理念が反映されていますか?

理念とは、“社長の想いの言語化”であり、“会社の文化の土台”です。
「らしさ」を育て、ぶれない強さをもたらしてくれます。


具体的なチェックポイント

✅ 経営理念(MVV)が明文化されているか
✅ 経営者自身が、その理念を語れる状態か
✅ 社員に理念は共有され、共感されているか
✅ 日々の意思決定や評価などに、理念が活かされているか
✅ 理念は、時代や事業環境に応じて適宜見直されているか


最後に

理念は、数字といった結果とは一線を画す、“会社の芯”です。
曖昧なままにせず、自分の言葉で語れるようにする――それが、強い会社への第一歩です。
「経営理念は語れるか?」、一度自社の状況を見直してみましょう。

更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人

こんにちは!!税理士事務所WATTの井深悠人です。

この度、ホームページの開設も無事にできたということで「会社を強くする100のチェックポイント」という連載をスタートすることにしました。
このブログでは、会社の経営を見直し、強く、しなやかにしていくための具体的な視点を、100のチェックポイントとして順番にご紹介していきます。これまでの井深の経験や知見を明文化・体系化するという目的も兼ねています。


「なんとなく不安」を、「確信のある一歩」へ

日々、経営者の皆さんと向き合うなかで、こんな声をよく耳にします。

  • うちの会社、このままでいいんだろうか
  • 経理は回ってるし、試算表は回ってくるけれども、数字の意味はよくわからない
  • 採用しても育たない、定着しない
  • 売上はそこそこ、でも利益が残らない

こうした悩みやモヤモヤは、感覚だけで終わらせず、「見える化」してひとつひとつ点検していくことが大切です。
そこで、税務・会計・経営の視点から“会社の強さ”を確認できるチェックポイントをお届けすることにしました。


どんな内容??

この連載では、例えば以下のような分野からチェックポイントを取り上げていきます。

  • 経営の軸(理念、ビジョン、戦略)
  • 数字の見える化(会計・財務・資金繰り)
  • チーム作りと人材(採用・育成・評価)
  • 売上と利益(マーケティング・営業・価格設計)
  • 経営管理や仕組み化(KPI、PDCA、会議体)
  • 財務、税務、承継(資金調達、税務調査、事業承継)

それぞれのチェック項目を、実際の現場での事例や改善ポイントとあわせて、実践的に紹介していきます。
「うちはできているか?」「改善のヒントはあるか?」を、ぜひ毎回チェックしてみてください。


最後に

会社を強くするのは、特別な才能や一発逆転の策ではありません。
日々の小さな選択と、積み重ねが未来を変えていきます。
この連載が、経営を見直すきっかけとなり、「変わる力」と「進む勇気」につながれば嬉しく思います。

次回から、いよいよチェックポイントの1つ目に入っていきます。
どうぞお楽しみに。

更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人



こんにちは!岐阜市で税理士事務所を開業した、税理士の井深悠人です。

2025年4月に開業し、すでに3カ月が経過しておりますが、
このたび、税理士事務所WATTの公式ホームページを公開いたしました。

「日本で一番クライアントを幸せにする税理士事務所」を目指し、
税務・会計の枠を超え、経営者に“更なる熱量”を届ける存在でありたい――
そんな想いを、このホームページにも込めました。

サービス内容や料金、事務所の想い、採用情報など、
私たちのことを少しでも身近に感じていただける構成にしています。

これからも中小企業の力強い伴走者として、誠実に、熱く、進化し続けてまいります。
ぜひ一度、ご覧いただけますと幸いです。

更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人