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2026.07.01

【第51回】チームリーダーを育てているか?

はじめに

創業当初は、経営者一人ですべての判断ができるかもしれません。

営業も、現場も、採用も、経理も、経営判断も。

しかし、会社が成長し、社員が増え、事業が拡大していくと、一人ですべてを管理することは不可能になります。

そこで必要になるのが、経営者の想いを現場で実現する「チームリーダー」の存在です。

会社の成長は、リーダーの成長によって決まると言っても過言ではありません。


■経営者一人で会社は大きくならない

組織が5人、10人と増えてくると、経営者が全員に直接指示を出し、状況を把握し続けることは難しくなります。

もし何でも経営者が判断しなければ進まない状態では、

  • 意思決定が遅くなる
  • 現場が自ら考えなくなる
  • 経営者しか会社を動かせない

という状況に陥ってしまいます。

会社をさらに成長させるためには、経営者の分身となる存在が必要です。


■チームリーダーは組織の要

チームリーダーの役割は、単に業務を管理することではありません。

  • チームの目標を共有する
  • メンバーを育成する
  • 問題を早期に発見する
  • 現場と経営をつなぐ

など、組織を円滑に動かす重要な役割を担います。

経営者の考えを理解し、それを現場で実践できるリーダーがいる会社は、組織全体の推進力が大きく変わります。


■優秀なリーダーは突然現れない

「優秀なリーダーがいない。」そう悩む経営者は少なくありません。

しかし、優秀なチームリーダーは、ある日突然現れるものではありません。

日々の経験や挑戦を通じて、少しずつ育っていくものです。

だからこそ、将来の組織を見据えて、意識的に育成することが重要なのです。


■リーダー候補には経験を積ませる

リーダーを育てるためには、知識だけでは足りません。

例えば、

  • 小さなプロジェクトを任せる
  • 後輩の教育を担当してもらう
  • 会議の進行を任せる
  • お客様との交渉を経験してもらう

など、責任ある仕事を経験することで、人は成長します。

もちろん失敗もあるでしょう。

しかし、その経験こそがリーダーとしての器を大きくします。


■「任せる勇気」が組織を強くする

経営者は責任感が強いからこそ、「自分でやった方が早い」と思ってしまいがちです。

しかし、それでは組織は育ちません。

時には時間がかかっても、失敗する可能性があっても、

任せる勇気を持つことが、未来の会社を強くします。


■リーダー育成は会社の未来への投資

チームリーダーが育てば、経営者は経営者にしかできない仕事に集中できます。

  • 経営戦略
  • 新規事業
  • 資金調達
  • 組織づくり

など、会社全体を前に進める仕事に時間を使えるようになります。

リーダー育成とは、経営者の負担を減らすためではなく、会社の未来をつくるための投資なのです。


■チェックポイント

✅ チームリーダー候補を意識して育成しているか?

✅ 現場のマネジメントを任せられる人材がいるか?

✅ リーダーに必要な経験を積ませているか?

✅ 権限移譲を進められているか?

✅ 経営者が現場を離れても組織が回る仕組みになっているか?


■会社の成長はリーダーの数で決まる

経営者一人の力には限界があります。

しかし、同じ想いを持つリーダーが一人、二人、三人と育っていけば、会社は飛躍的に成長していきます。

会社の規模を大きくすることは、社員を増やすことではありません。

「任せられるリーダーを増やすこと」です。

未来の組織を見据え、今日からリーダー育成を始めてみてはいかがでしょうか。


更なる熱量を。
税理士事務所WATT 代表税理士 井深悠人


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